このような気密性の高い契約はすべての中心にある。
想像もつかない方法で政府を黙らせることができる。
ブラジルで起きたことを見てみよう。
ファイザーはブラジルに武漢ウイルスワクチンを供給することに合意した。
そして、ブラジルがファイザーとの契約について詳細を共有しないよう、契約書にこの条項をこっそり盛り込んだのだ。
読んでみよう。
その内容はこうだ。
ブラジル政府は、ファイザー社の書面による事前の同意がない限り、協定の存在、内容、条件について公表したり、ファイザー社との関係についてコメントしたりすることを禁じられている。
言い換えれば、ブラジルはファイザー社から文書で承認を得るまで、ファイザー社との契約について話すことができない。
これは基本的に、民間企業が政府を口封じしているのだ。
もしこれらの政府がこのような厳しい契約から抜け出したいと思ったらどうするのか?国内ではファイザーを訴えることはできない。
この問題は、ニューヨークの3人の民間仲裁人からなる秘密委員会に委ねられる。
ファイザーは、ワクチンを販売している国の法律ではなく、ニューヨークの法律に従って裁かれることになる。
そしてこれらの国々は、仲裁で負ければ多額の賠償金を支払うことになる。
ファイザー社は、損失を補填するために国家資産の管理を移すよう政府に求めることができる。
ここで言う資産とはどのようなものだろうか?実質的に、主権政府が所有するあらゆるものだ。
外国の銀行口座、海外投資、商業用不動産、国営航空会社、石油会社まで。
ファイザーは政府からこれらのいずれか、あるいはすべてを引き継ぐことができる。
基本的に、ある国がワクチンを買うと決めたら、すべてはファイザーの言いなりになる。
注射の受け渡しさえもファイザーが決定する。
ブラジルでも、アルバニアでも、コロンビアでも、ワクチンの供給スケジュールはファイザーが決める。
もちろん、価格はファイザーが決める。
納品スケジュールはファイザーが決める。
何の責任も負わない。
そして、万が一誰かが同社を訴えたとしても、損害賠償を請求するのはファイザー社ではなく政府なのだ。
ファイザーのビジネス慣行を説明する方法は他にない。
これはワクチン・テロリズムである。
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